千種っ子の給食を紹介していきます
10月16日の給食
今日の献立:ごはん、八宝菜、ひね酢、大学芋、牛乳
「ひねす」は兵庫県播州地方の郷土料理です。播州は昔から養鶏、つまり卵の生産が盛んです。卵を産まなくなった「ひね鶏」の肉を利用するために考えられた料理が「ひねす」です。ひね鶏の肉は硬いのですが、筋肉が締まってうまみがあり、あぶってポン酢で和えるととてもおいしいです。しっかり、よくかみ締めて、ひね鶏のうまみをよく味わってくださいね。
大学芋は、今が旬のさつまいもを油で揚げて、さとうとしょうゆで作った蜜にからめて作ります。ほっくりした秋の味を楽しみましょう。
今日の宍粟市産食材:お米、玉ねぎ、もやし、しいたけ、にんにく、さつまいも、きゅうり
兵庫県産食材:鶏肉、たけのこ、きくらげ、しょうゆ
今日は、兵庫の食育月間の取組のひとつとして、「ふれあい給食」を実施しました。
千種園小中高一貫教育のお米づくりでお世話になっている田住学さんにお越しいただき、楽しく食べました。
給食のお米はなぜ七分つきなのか、お米はなぜ栄養があるのか、宍粟市の給食はなぜ毎日ごはんなのか、などなどわかりやすくお話ししてくださいました。
10月10日の給食
今日の献立:ごはん、豚肉と厚あげのみそいため、冷や麦サラダ、黒大豆枝豆、牛乳
黒大豆は大豆の品種の一つで、黒豆、ぶどう豆ともよばれます。黒大豆はお正月のおせち料理に欠かせないものです。全国の出荷量は、兵庫県が一位です。宍粟市でも黒大豆は作られていますが、丹波篠山市や、朝来市でも多く作られています。黒大豆の収穫は12月ですが、その収穫を待たず、10月ごろ若いさやを取ったものが「黒大豆の枝豆」です。普通の大豆の枝豆と比べると、こく、甘み、粒の大きさが違います。きれいな手でさやをむいて食べましょう。
今日の宍粟市産食材:お米、玉ねぎ、小松菜、もやし、黒大豆枝豆、あつあげ、冷や麦
兵庫県産食材:竹の子、しょうゆ、ひじき
10月11日の給食
今日の献立:しょうがごはん、けんちん汁、さわらのゆうあん焼き、ひじきサラダ、柿(ひらたねなしがき)、牛乳
しょうがは、世界中で使われているスパイスの一つです。給食でもよく使っています。しょうが独特の辛みと香りの成分は、食べ物の生臭みを消したり、体の血液の流れを良くして体をあたためたりするはたらきがあります。今日の生姜ごはんは、お米にしょうがと塩を加えて炊いたものです。しょうがの香りを楽しみながらもりもり食べて、体をあたため、力を出しましょう。
今日の宍粟市産食材:お米、里芋、しいたけ、小松菜、とうふ
兵庫県産食材:ちくわ、しょうゆ、ひじき、ちりめんじゃこ
10月9日の給食
今日の献立:ごはん、カムジャタン、さんまのフライ、まこもたけのサラダ
「カムジャタン」はおとなりの国韓国の料理です。「カムジャ」はじゃがいも、「タン」はスープを意味しています。韓国は日本と同じで主食はごはんです。韓国では、日本と同じように料理に野菜をたくさん使います。
みなさんは「まこもだけ」を知っていますか。まこもだけとは、イネ科のマコモという食物の茎が大きくなったものです。食物せんいがとても多く含まれ、こりこりとした歯触りとクセのない味で、おいしく食べられますよ。
今日は、給食の時間に実物のまこもだけを児童のみなさんに見てもらいました。はじめて見る人がほとんどでした。もりもり食べてくれて嬉しかったです。
今日の宍粟市産食材:お米、じゃがいも、玉ねぎ、まこもだけ、小麦粉、お酒
兵庫県産食材:しょうゆ
10月8日の給食
今日の献立:あぶたま丼、あまごの塩やき 、れんこんサラダ、牛乳
今日は兵庫県の食材を集めて作った「ふるさと献立」です。兵庫県の自然といえば、山、海、川、森があり、食べ物には恵まれています。それでも兵庫県の食材だけで一食分をまかなうのは簡単なことではありません。むしろとても大変です。
たとえば、兵庫県では今の季節は「にんじん」が多くとれないので今日の給食はにんじんを使っていません。なので、いつもより色どりがさみしいかもしれません。丼にはつきものの「ねぎ」も、今は兵庫県では少ししかとれないので、かわりに小松菜を使っています。あまごは、伊沢川の水で育った川魚です。環境のことを考え、兵庫の季節の恵みを学ぶ機会にしてほしいです。
☆あぶたま丼・・・お米は千種町で栽培されたコシヒカリ
油揚げは岩野辺の平瀬玉緒さん
小松菜は一宮町の山本悠生さん
玉ねぎは山崎町のつちのこクラブさん
椎茸は千草の橋元勇さん
卵は姫路市産
☆あまごのしおやき・・・あまごは山崎町の
楽水フィッシングセンターさん
☆れんこんサラダ・・・れんこんは姫路市産
きゅうりは山崎町の田中農園さん
ちくわは豊岡市の二方かまぼこさん
ひじきは瀬戸内海産
※しょうゆは多可郡多可町の足立醸造さんで作られたものを使っています。(兵庫県の大豆と麦使用)